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知ってみよう!使ってみよう!Uガイド竿(UG竿)

2017.07.24(Mon)

弊社ではかなり力を入れている「Uガイド竿/UG竿」。ありがたいことに全国からご注文をいただいているのですが、どのような竿なのかという質問もよく聞かれます。

今回はそのUガイド竿に関してまとめてみました。少しでもご購入の手助けになれば幸いです。

 

 

1.Uガイド竿(UG竿)とは


Uガイド竿(UG竿)とは、主に落とし込み・前打ちと呼ばれる釣法でクロダイ(チヌ)を狙う竿です。

使用感としては道糸の長さ調整が自在に出来るのべ竿という感じでしょうか。落し込みや前打ちの釣り方は、竿さばきや道糸さばきでエサの自然に沈ませて、違和感を与えずに黒鯛に食わす釣り方です。ですので、本来であればのべ竿でやる方が扱いはしやすいのですが、堤防の高さや棚の深さ、さらに潮によるその変化があるため、のべ竿では臨機応援に対応できないので、出来得る限りガイドを小さく、道糸の感覚で釣りやすい竿として作られています。

その竿の特徴から、黒鯛狙いだけでなく、テトラや堤防周辺の根魚やハゼなどの小物の探り釣りまで、実際はかなり広い用途で使われることが多い竿だったりもします。

 

 

 2.Uガイド竿の歴史


Uガイド竿は「中京竿」とも呼ばれる場合もあり、伊勢湾・名古屋港・衣浦港でクロダイを釣るために生まれた竿といわれています。というのも、実は発祥した場所もやや特殊な場所で伊勢湾台風後に高潮対策で作られた防波堤で使うために発展したと言われています。

高潮対策の防波堤は、沖向き(伊勢湾だと南向き)は非常に足場が高く、大潮満潮時でも3m近い高さがあります。また、足場は狭く幅は1mもありませんでした。逆に北側は低く大潮時には波を被り水浸しになっているぐらいです。防波堤の周りには基礎となる敷石があり、そのカケアガリや堤防際についているクロダイを釣る為に発展してきました。

特に沖側が釣りに向いているのですが、高さと足場の悪さから、糸ふけや糸がらみがしにくく、クロダイの繊細なアタリがとりやすく、掛けた後の粘りがあり一気に水面まで引き上げやすい力を持ち、タナの調整が出来るようにリールを付けられる竿として作られたわけです。

今でも自作される方もあり、竿の素材として、へら竿を改造して作られる方が多く見えます。どうしてへら竿を改造しているのかと言えば、ヘラ釣りが座ったままの動かない状態で腕一本で魚を浮かせることが出来る竿を必要としているからです。足場が狭く自由に動けない堤防でのチヌ釣りは、タモさばきも考えると腕一本で魚を水面まで上げる必要が出てきます。状況としては似ており、竿に必要とする力も似ているため、へら竿が素材としてあっているわけです。振り出し竿でないにしろ仕舞うことも出来ますしね。

 

 

3.そもそもUガイドってなに?


Uガイドはその見た目そのまんまに「U字型に曲げてあるガイド」のことです。

中にはリングはなく、ステンレス線をU型に曲げてあるガイドということになります。ほとんどのUガイドは金属線そのままではなく、表面が滑りやすいようにコーティングが施されていますが、リング付きのガイドのように道糸が滑って出ていくような感じではありません。竿側に斜めに傾いてついているため、実際に道糸が通る面積が予想以上に小さくなります。

Uガイド竿での前打ちや落とし込みでは、道糸を流していく釣り方ではないので、ガイドの滑りよりも操作性を重視しているため、このガイドが採用されています。

Uガイドという特殊なガイドは、ガイド間の無駄な糸フケは無い方が、不意に道糸が出過ぎてしまったり、風に煽られて道糸に抵抗がかかったりすることが無くなるためいいですし、ガイドに絡む心配も非常に少ないため、このような特化したガイドの形状になっています。

 

 

4.Uガイド竿の有利・不利


Uガイドは、他の堤防系の竿に比べて特徴的なため、向いている釣りと向いていない釣りがはっきりした竿です。

向いている釣り方としては、魚が居そうなところをピンポイントで狙う点の釣り方では使いやすくなります。竿先こそ通常の磯竿よりも細くなっていますが、元竿は太くなっているため、掛けたあとの持ち上げる力は強く、大きめの魚でも問題はありません。一般的にターゲットとして使用されている黒鯛はもちろん、テトラ帯の際や穴の中狙いでの根魚狙いでも適しています。また、道糸の長さを適度に変えることが出来るため、メバルやハゼを歩いてポイントを変えて狙う釣りにも適しています。

逆に苦手とするのは、道糸を流したり、エサをズル引いたりする線や面の釣り方は苦手とします。ガイドにリングがないため、道糸は滑りませんし、仕掛けを投げることもほとんど出来ません。超前を打つ時にのべ竿のように振り込むだけとなります。ですので、狙える範囲は「竿の長さ+ちょっと」ぐらいとなります。

 

 

5.Uガイド竿の注意点


Uガイド竿を使用する際には、実際はいろいろと注意する点があります。竿の特徴から考えると必然的に注意する必要がある部分です。

まず、出来うる限り魚を引き抜くことはオススメしません。どうしても竿の製法上、かなり先調子なので、竿先に負荷がかかりやすく竿自体の折れの原因になりますし、Uガイドも折れたりする場合があります。ハゼや小さい根魚ぐらいはまだしも、チンタを超えたサイズは絶対に引き抜かず、タモを使ってあげるようにしましょう。

竿の準備や仕舞うときにも注意が必要です。必ず「伸ばすときは竿先から順番に。仕舞うときは元上から順番に。」を守ることが必要です。Uガイド竿はガイドこそ付いていますが、のべ竿のように全ての竿が仕舞うことができる様になっています。竿の節ごとのテーパーが非常に大きい為、通常ののべ竿よりも「中落ち」が起きる可能性が高くなります。先ほどの注意を守ればほとんどなることはありませんが、通常の磯竿感覚で伸ばしたり仕舞ったりすると中落ちを起こす可能性が有ります。もし中落ちが起きてしまった場合は、無理に伸ばさずに、下栓を開けて、竿のパーツを組みなおすことで解決します。無理に伸ばそうとすると、伸ばせなくなったり、最悪の場合は竿に傷が入り、折れる原因を作ることになります。

使用後の水道水での水洗いも必要です。ガイドが細い針金のため、塩気がついたままになると、他の磯竿のガイドよりも錆びやすく、たやすく折れたり外れたりする原因になります。水道水でサッと流すだけで結構ですので、使用後は水洗いをしましょう。

注意事項も慣れればそんなに苦になることではないので、始めの数回の使用時には注意すれば、末永くUガイド竿を使い続けることができますよ。

 

 

6.最後に


通常の磯竿とも、のべ竿とも違う感覚で釣りができるUガイド竿は、正直得手不得手の差が激しい竿ではあるのですが、だからこその特化した竿の調子や感度は、抜群にハマる要素も持っています。

もともと黒鯛(チヌ)の前打ち・落とし込みの竿として発展してきましたが、事実地元のお客様の中でも、カンダイ(コブダイ)狙いに使っているお客様もみえますし、夏のハゼ釣りを足早に探って釣る方もみえます。

機会があれば使ってみていただきたい竿だと思いますよ。

 

 

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